移動平均線は、過去の一定期間の価格(為替の場合はNY市場の終値を使用)の平均値をグラフ化したものでチャート分析における一番基本的でわかりやすい指標です。曲線がマーケットのトレンドを表します。
私も
200MA 75MA 20MAを中心に使用しています。
MAを比較して数字が大きいほうが長期移動平均線となります。
使い方としては
基本的な
“買いシグナル”
左図(1)は、
ゴールデンクロスと言われます。
短期移動平均線が上昇基調の
長期移動平均線 を
下から上抜く形です。
安値圏 にあった相場が
下げ止まった後に、この形が見ることができると
上昇トレンドが形成される可能性が高いです。
短期移動平均線の
上昇角度が鋭いほど強い 上昇トレンドを表します。
(2)は、
長期移動平均線が
短期移動平均線の
支持線(サポートライン)としての役割を担う時。
短期移動平均線がに接近するものの
下抜け
せずにそのまま上放れた場合、それまでの
トレンドが継続されることが多いです。
マーケットがトレンドを形作っている過程にある時に移動平均線を注意深く観察すると、このようなシグナルを発見することができます。
基本的な
“売りシグナル”

左図(1)は、
デッドクロスと言われるものです。
短期移動平均線が上昇基調の
長期移動平均線 を
上から下抜くことからそう呼ばれます。長く
上昇トレンドが続いた後の高値圏でこの形が
できると、反転し、
下降トレンドに入る可能性
が高く、
短期移動平均線の
下落角度が急な ほど強い下降トレンドを表します。
(2)は、
長期移動平均線が
短期移動平均線の
抵抗線(レジスタンスライン)としての役割を果た
します。
長期移動平均線の下にある状態の
短期 移動平均線が上昇し、
長期移動平均線に接近
するものの
上に突き抜けることができずに、
再度反落した場合、それまでの
下降トレンドが 継続されることになりがちです。
”買い”のポイント

1.移動平均線が下落を続けた後、横ばい又はこれから上昇しそうな局面で、価格が
移動平均線を上抜いた時2.移動平均線の上昇時、移動平均線の上にある状態の価格が
移動平均線を下回った時3.上昇している移動平均線の上に価格がある状態で、価格が下落したものの、
移動平均線がサポートラインの役割を果たし、反発した時4.下落過程の移動平均線の下にある価格が、
大きくかけ離れて下落した時”売り”のポイント

1.長期的な上昇後の移動平均線が横ばい、又は下落に転じた局面で、
価格が移動平均線を下抜けした時2.下降している移動平均線の下にある価格が、
移動平均線を上抜けした時3.価格が下落している移動平均線の下にある状態で、
移動平均線がレジスタンスとして機能する時4.上昇している移動平均線の上に価格がある場合、
そこからかけ離れて急騰した時
- 関連記事
-